私は、2月中に行って来たのだが、平日にもかかわらず混んでいて、若年層、特に女性が多かった。
ちくま新書の野中モモ氏の著書「デヴィッド・ボウイ 変幻するカルト・スター」の目次では、年代ごとの流れが把握できる。
第1章 郊外少年の野望 1947-1966
第2章 ソロ・デビューからの試行錯誤 1966-1971
第3章 ジギー・マニア 1972-1973
第4章 変身を重ねるカルト・スター 1973-1979
第5章 インターナショナル・スーパースター 1980-1992
第6章 “大人のロックスター”の存在感 1992-2006
第7章 仕掛けられたグランドフィナーレ 2013-2016
作品ごとのバックグラウンドと共に、当時のマネージャーとの金銭的問題が発生していたことも興味深かった。
直近では、永い活動休止状態から、突然2013年1月8日に9年ぶりのニューシングル「ホエア・アー・ウィ・ナウ?」が、宣伝・予告なしでiTunesストアの「新着」に並んだり、通算28枚目のアルバム「ブラックスター」を2016年1月8日の69歳の誕生日にリリース後、1月11日に逝去のニュースが流れた。
イメージとしては、どうしても「レッツ・ダンス」が強いのだが、デヴィッド・ボウイ自身がインタビュー記事等で述べている内容をチェックしてみた。
「思い出してみると、『レッツ・ダンス』がああいう形で成功しなければ、ボクが道を踏み誤ることもなかった・・・・・・。」
「・・・何を血迷ったのか、腐ったアルバムを2枚作ってしまった。ハハハ。本当に『レッツ・ダンス』以降の作品は最低だったと思う。未だに全然好きになれない。」
大回顧展では、作品と、その時代背景等との関連性が確認できたが、「レッツ・ダンス」の様なマッチングは、本人が望まない流れだったいうことか…
経営・マーケティング等にもつながるところがあるなぁ。
下記は、お土産屋さんの画像。